真冬に乾燥しない、うるツヤベースメイクの作り方

気温や湿度がぐんぐん低下する冬は、髪も肌も乾燥しやすくなります。私は、髪の乾燥が気になりだすと1週間もしないうちに肌が乾きやすくなるんです。髪は、ミルクからオイルトリートメントに変えたり、保湿効果の高いマスクを週2程度に増やすなどうるおいを逃がさないように心がけています。では、日中に乾かないためのベースづくりとは? いちばんのポイントとなるのが、朝のスキンケアです。撮影現場でメイクさんがモデルさんにメイクをするのを見ていると、ファンデーション前の仕込みに十分な時間をかけています。これこそが、“うるツヤ”の肌を手に入れるポイントです。 では、順番にステップを説明しますね。まず洗顔ですが、冬場は洗顔料を使わずにぬるま湯ですすぐ程度で十分です。汗や皮脂分泌が活発な夏なら洗顔料を使っても構いませんが、冬はそれほど汗をかきませんから、ぬるま湯で十分です。化粧水はたっぷり重ねづけをしましょう。手の平に化粧水を適量とり、顔を包み込むようにゆっくりハンドプレスしながら浸透させます。手の温もりによって浸透力が増しますから、ぜひ手でなじませてください。乾燥しやすい目もとや口もと、頬はとくに重ねます。 これを何回か繰り返し、手の平に肌がすいつくような“ペトッ”とした質感になったら、化粧水が肌に浸透しているサインです。次に、美容液を全体になじませて、乳液、もしくはクリームでしっかりうるおいを閉じ込めましょう。もし、ベタつきが気になるようでしたら軽くティッシュオフをしてください。 いよいよベースメイクのスタートです。化粧下地は、保湿効果のあるクリームタイプを選びましょう。適量を顔全体に塗布してなじませます。ファンデーションは、これも保湿力のあるリキッド、もしくはクリームタイプがおすすめです。あまりつけすぎないように、顔全体になじませて、指の腹でタッピングするとぴったりと肌に密着します。 この後、パウダーになりますが、トレンドの肌である“生っぽいツヤ肌”になりたいので、パウダーを顔全体にはつけません。くずれやすい額と鼻まわりだけ軽くつける程度で十分です。パウダーをつけすぎると、粉っぽくなってしまいますし、肌が乾いた印象になりますから、できるだけリキッドのツヤ感をキープしたほうがいいですね。 メイク直しのときもパウダーは使わずに、BBやCCクリームなどでお直しするとうるおいを与えることができますし、スキンケア効果も高まります。 ぜひ、明日のメイクから実践してみてくださいね!

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